楽墨堂ソフトウェア研究室:AKI-H8/3069F:eCos:RedBootを使ってeCosプログラムをテストする方法 |
RedBootを使ってeCosプログラムをテストする方法 1.ram用カーネルを作成 # mkdir ~/ecos/ram_kernel # cd ~/ecos/ram_kernel # ecosconfig new aki3068net netネットを使わない場合は # ecosconfig new aki3068netで良い。 ここでecos.eccを編集してCYG_HAL_STARTUPをRAMにする。 具体的には cdl_component CYG_HAL_STARTUP {の数行下にある # user_value ROMを user_value RAMとする。 そして # ecosconfig tree # make次に大きなプログラムでも動作できるようにメモリマップを変更。 ~/ecos/ram_kernel/install/lib/target.ldを以下のように修正 ram : ORIGIN = 0x400000, LENGTH = 0x30000を ram : ORIGIN = 0x400000, LENGTH = 0x200000 2.テストプログラム作成 # mkdir ~/ecos/hello # cd ~/ecos/helloこのディレクトに次の内容のプログラム(hello.c)を作成する。 #include次にスクリプトファイルをコピーしてビルド。そして実行ファイル作成 # cp /opt/ecos/ecos/exsamples/build_Make* ./ # chmod +x build_Make* # SRCS=hello.c DST=hello ./build_Makefile ~/ecos/ram_kernel # h8300-elf-objcopy -O srec hello hello.srec後はRedBootから load -h ホストIP hello.srec goで実行される。(ネット関連初期化メッセージも表示される) 上記RedBootからのコマンドはコンパイルを行っているPCでTFTPサーバが稼動されているのが前提。 ホストIPはTFTPサーバが稼動している、すなわちコンパイルしているPCのIPを指定。 TFTPサーバでhello.srecが読み込めるように予めのディレクトリ等設定しておくこと。 TFTPサーバはフリーのものも多く見受けられるのでVECTOR等でダウンロードするのが良いであろう。 |
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